【試験形式】
✔オンライン(120分)
✔選択式(約220問)
✔事業活用のディープラーニング知識
【合格率】※採点、合格ラインは不明
第1回が57%(2017/12/16)
第2回が57%(2018/6/16)
第3回が65%(2018/11/24)
目次
検定・資格概要
JDLA試験にはG検定とE検定があります。
G検定はディープラーニングの知識を有し、事業活用する人材ジェネラリストの「G」になります。E検定はディープラーニングを実装する人材エンジニアの「E」になります。
出題形式と出題数
試験問題は小問形式で(1問につき、1設問)の形式で約220問で構成されています。G検定では数学の深い知識や実装に必要なプログラミングの深い知識を必要としません。あくまでディープラーニングの知識を利用して、事業活用に活かすための必要な知識になります。企画や営業、経営企画の方におすすめといえます。
【試験概要】
◆人工知能(AI)とは(人工知能の定義)
◆人工知能をめぐる動向
(探索・推論、知識表現、機械学習、深層学習)
◆人工知能分野の問題
(トイプロブレム、フレーム問題、弱いAIと強いAI、特徴量設計、シンボルグラウンディング問題、チューリングテスト、身体性、シンギュラリティ)
◆機械学習の具体的手法
(代表的な手法、データの扱い、応用)
◆ディープラーニングの概要例題
(ニューラルネットワークとディープラーニングの関係、既存ニューラルネットワークにおける問題点、ディープラーニングのアプローチ方法、CPU と GPU、ディープラーニングにおけるデータ量)
◆ディープラーニングの手法
(活性化関数、学習率の最適化、CNN、RNN
深層強化学習、深層生成モデル)
◆ディープラーニングの研究分野
(画像認識、自然言語処理、音声処理、マルチモーダル、ロボティクス )
◆ディープラーニングの応用に向けて
(産業への応用、倫理、法律、ディープラーニングについて現行の議論)
試験時間
試験時間は120分で自宅受験のオンライン試験になります。なので教材をとなりに置きながら受験することが可能になります。しかし、問題数220問に対して、120分なので1問に2分も使えません。問題を読む時間、選択の回答を読む時間などを考慮すると、1問1分程度になります。調べながらは解くというのは現実的ではありません。少なくともうろ覚え程度であればサクッと調べられるかもしれません。G検定の対策テキストはkindle購入可能なので、検索するなら電子版がおすすめです。
合格基準
残念ながら、採点方法や合格ラインは明示されておりません。合格率は発表されていますが、そんな初期段階からG検定を知っている人は大学などでもAIを学んでいた方の可能性が高いのでもしかするとあてにならないかもしれません。
第1回が57%(2017/12/16)
第2回が57%(2018/6/16)
第3回が65%(2018/11/24)